こんにちは！

ゴリラパパです🦍✨

 

近年、家計を圧迫している電気代の高騰…。

それに伴って、

「エコキュートに交換すると電気代が節約できるのか？」

「実際にどの程度電気代が節約できるのか？」

といった疑問を持っている方も多いはず。

 

ここでは、

エコキュートと電気代: 2024年の現状と節約のポイント、

エコキュートの選び方と効率的な使用方法、

エコキュート導入の経済的メリット、

エコキュートのメンテナンスと長期的なコスト削減、

実際のエコキュート利用者からのアドバイスとQ&A、

についてご紹介します💁‍♀️

 

エコキュートの電気代が高い理由と節約方法

ここでは、

電気代が高い理由とエコキュートの電気代の節約方法についてご紹介します。

 

エコキュートの電気代が高い理由

エコキュートは、

大気中の熱エネルギーを電気の力で利用してお湯を沸かし、

沸かしたお湯は貯湯タンクユニットの中に貯めておいて、

必要なときに供給してお湯を使います。

 

なお、貯湯タンクユニットの中のお湯は高温であるため、

水を混合して設定した温度にして供給します。

 

そのため、エコキュートはガス給湯器よりも光熱費が安く、

ランニングコストが7割くらい低減できるというデータもあります。

 

このように、エコキュートの仕組みは、

緊密に電気代の節約につながっているため、

どのようにエコキュートを使うかによって電気代が違います。

 

一方、エコキュートに交換すると電気代が節約できるはずであるが、

むしろ高くなったと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

エコキュートは、交換するのみでは電気代が節約できないことがあります。

適切な設定など、見直しがいくつか必要になります。

ここでは、エコキュートの電気代が高い理由についてご紹介します。

 

昼間に沸き増しをする

エコキュートの電気代が高い理由としては、

昼間に沸き増しをすることがあります。

 

基本的に、エコキュートは電気料金が安い夜間に運転し、

お湯を貯湯タンクユニットに貯めておきます。

 

電力会社によって違いますが、

昼間の電気料金は夜間の2倍～3倍くらい、

ピーク時間帯は夜間の5倍くらいになります。

 

そのため、

電気料金が高い昼間の時間帯にエコキュートが運転して沸き増しをすると、

電気代が高くなります。

 

適した電気料金プランに切り替えていない

エコキュートは、

適した電気料金プランに切り替える必要があります。

 

電力会社は、いろいろな電気料金プランを準備しており、

家族構成やライフスタイルに応じて選べるようになっています。

 

最適な電気料金プランは家庭の生活環境によって違いますが、

基本的に、夜間の電気料金が割安なプランを選ぶことによって、電気代が節約できます。

 

しかし、自宅に昼間に家族がいるようなライフスタイルのときもあるでしょう。

このようなときは、

家族のライフスタイルに適した電気料金プランを選ぶと電気代が節約できます。

 

古いエコキュートを使っている

古いエコキュートを使っていると、

電気代が高いことがあります。

 

古いエコキュートは、節約の設定などができない機種もあり、

電気代が高い要因になるために注意しましょう。

 

また、エコキュートの寿命は10年間～15年間くらいであり、

寿命をオーバーして使っていると電気代が節約できないのみでなく、

安全面もリスクがあるため、交換を検討しましょう。

 

エコキュートの電気代の節約方法

ここでは、エコキュートの電気代の節約方法についてご紹介します。

 

昼間の沸き増し設定を見直す

エコキュートのほとんどは、自動沸き増しの機能が搭載されています。

自動沸き増しの機能は、

貯湯タンクユニットの中のお湯が少なくなると、

お湯を自動的に沸かすものです。

 

この機能はお湯を使いたいときにないというトラブルを防ぐためのものですが、

この機能を昼間に使うと電気代が高い要因になります⚡️

 

昼間の沸き増し設定を見直して、

自動沸き増し設定を必要ないときには止めておきましょう☝️

 

電気料金プランを考えてエコキュートを使う

エコキュートは、

電気料金が安い時間帯にお湯を沸かして貯めておくことによって、

電気代が節約できます。

 

電力会社は、

エコキュート用に夜間の電気料金が通常より安いプランを準備しています。

 

主としてエコキュートを夜間に使うときは、

電気料金プランを見直しすると改善することがあります。

 

しかし、ライフスタイルの変化によって、電気を昼間でも使うことが多いときは、

トータル的に電気代が安くなるプランに変える必要があるでしょう。

 

どのような電気料金プランが適しているかがわからないときは、

電力会社に相談しましょう☝️

 

給湯温度や保温設定温度をチェックする

給湯温度や保温設定温度は、

電気代に影響を与える要因になります。給湯温度を高くすると、

エコキュートは水を設定した温度まで温めるため、電気代が高くなります。

 

また、保温設定温度も電気でお湯の温度を維持するため、

電気代が高くなる要因になります。

 

給湯温度や保温設定温度を見直すと、電気代が節約できます。

さらに、旅行などで長期間家を留守にするときは、

「休止モード」に設定しておくと電気代が節約できます💰

 

ライフスタイルに適したエコキュートを選ぶ

エコキュートは、

家族数やお湯の使用量に適したものを選ぶ必要があります。

 

家族数やお湯の使用量が適したエコキュートを選ばないと、

電気代が節約できません。

特に、貯湯タンクの容量は大切です。

 

家族数やお湯の使用量に適さない貯湯タンクの容量のエコキュートであれば、

湯切れがすぐに発生してお湯を頻繫に沸かす必要があったり、

電気代が余計にかかったりします。

 

カタログなどには、

想定した家族数やお湯の使用量が必ず記載されています。

 

家族数だけでなく、ライフスタイルも考えて、

エコキュートを選ぶのがおすすめです☝️

 

エコキュート導入による平均電気代の減少と節約の事例

ここでは、

エコキュート導入による平均電気代の減少と節約の事例についてご紹介します。

 

ガス給湯器とエコキュートの光熱費の比較

ガス給湯器の光熱費は、ガス代と電気代がかかります。

 

なお、ここでは2人以上の世帯を想定しています。

例えば、プロパンガスを使っている家庭のときは、

1月あたりの光熱費が次のようになります。

 

一方、エコキュートを使っている家庭のときは、

1月あたりの光熱費が次のようになります。

 

このように、エコキュートの方が、

毎月の光熱費は5,809円安くなります。

 

エコキュートに交換すると毎月の電気代が安くなるのは、

次のような理由があります。

 

エコキュートは、ヒートポンプの技術を使ってお湯を沸かす給湯器です。

 

ヒートポンプの技術は、

二酸化炭素の自然冷媒を圧縮して温度を高くして、

水にこの熱を伝えてお湯を沸かします。

 

お湯を電気ヒーターで沸かす電気温水器と比較しても、

エコキュートの電気代は1/3くらいになります。

 

エコキュートの電気代のシミュレーション

ここでは、エコキュートの電気代のシミュレーションについてご紹介します。

 

なお、年間給湯保温効率・年間給湯効率などをベースに、

世帯数ごとに九州地方に住んでいる家族の電気代をシミュレーションします。

 

家族数が3人のときのエコキュートの平均の電気代は、

1月あたり971円くらいで、1年あたり11,652円くらいです。

 

家族数が4人のときのエコキュートの平均の電気代は、

1月あたり1,150円くらいで、1年あたり13,800円くらいです。

 

家族数が5人のときのエコキュートの平均の電気代は、

1月あたり1,327円くらいで、1年あたり15,924円くらいです。

 

なお、この電気代は基本的に目安です。

電気代は、使うエコキュートの機種やお湯の使用量によっても違います。

 

エコキュートの効果的な使用方法と節約テクニック

ここでは、エコキュートの効果的な使用方法と節約テクニックについてご紹介します。

 

ライフスタイルに適した電気料金プランを選ぶ

電気料金は、一般的に深夜の方が昼間よりも安くなります。

 

しかし、具体的な電気料金は、電力会社や料金プランによっても違います。

 

そのため、エコキュートの電気代を節約するためには、

深夜の電気料金が安いプランを選んでお湯を深夜の時間帯に沸くように設定するのがおすすめです。

 

しかし、深夜が安い電気料金プランのときは、

その分昼間の電気料金が高くなります。

 

そのため、多くの電気を昼間に使う家庭のときは、

かえって電気代が高くなることがあります。

 

これを防ぐためには、

基本的にエコキュートの電力消費は一部の電気代にすぎない、

ということを把握しておくことが大切です☝️

 

そのうえで、

自分のライフスタイルに適した電力会社や電気料金プランを選びましょう。

 

シーズンに応じて運転モードを変える

エコキュートは、いろいろな運転モードがあります。

特に、エコキュートの省エネモードは、

電気代が大きく節約できます。

 

省エネモードに設定すると、

沸かすお湯の量をコントロールすることによって電気代が節約できます。

 

しかし、冬のシーズンなどで多くお湯を使うときに省エネモードに設定すると、

湯切れが発生して高い電気料金の昼間に沸き増しするようになります。

 

そのため、

通常モードよりもトータルの電気代が高くなることもあるために注意しましょう。

 

基本的に、

お湯の使用量が少ない夏のシーズンは省エネモードに設定し、

冬のシーズンは多めの湯量に設定するのがおすすめです。

 

このように、シーズンに応じたモードに切り替えすると、

電気を余計に消費しないで、電気代の節約が効率良くできます。

 

湯切れを防ぐ

エコキュートの貯湯タンクユニットはお湯を貯めておくことができますが、

容量には限度があります。

 

当然ですが、お湯を使いすぎると湯切れが発生するようになり、

さらに、場合によっては電気料金が高い昼間でも

自動的に沸き増しすることもあるために注意しましょう。

 

そのため、

お湯が少なくなっても自動的に沸き増ししない設定ができる、

「エコキュート」を選ぶことがおすすめです。

 

そのうえで、お湯がもし必要になったときは、

できるだけ電気料金の安い時間帯に沸き増しをするのがいいでしょう。

 

もし、

すでに沸き増し機能付きのエコキュートを使っているときは、

自動沸き増し機能を必要ないときに止めておくなどの対策を行いましょう。

 

また、湯切れを防ぐためには、大切にお湯を使うだけではなく、

貯湯タンクの容量の大きめのものを選ぶのも方法の一つです。

 

しかし、貯湯タンクの容量が大きすぎると、

無駄に費用がかかります。

 

そのため、家族が使うお湯の量を考慮したうえで、

少し大きめの貯湯タンクの容量のエコキュートを選ぶのがおすすめです。

 

エコキュートの交換を検討する

エコキュートは、年々機能が進化しており、

どんどん省エネ性能もアップしています。

 

逆にいうと、古いエコキュートは省エネ性能が低いものが多くあります。

 

例えば、10年前に設置したエコキュートを最新タイプのものに交換するのみで、

電気代が半分になったようなこともあるくらいです。

 

このように、エコキュートを交換すると、

大きく電気代が節約できやすいといえます。

 

基本的に、エコキュートのヒートポンプユニットの寿命が5年間～15年間、

貯湯タンクユニットの寿命が10年間～15年間の目安になっています。

 

このエコキュートの寿命を考慮して、

寿命が近いときは交換するのがおすすめです☝️

 

エコキュートのメンテナンスと長期的なコスト削減

ここでは、

エコキュートのメンテナンスと長期的なコスト削減についてご紹介します。

 

エコキュートの定期的なメンテナンスで得られる節約効果

ここでは、

エコキュートの定期的なメンテナンスで得られる節約効果についてご紹介します。

 

エコキュートのトラブルが防止できる

エコキュートは10年間～15年間くらい使えるとされていますが、

できるだけトラブルを防止するためには定期的なメンテナンスが必要です。

 

定期的なメンテナンスを行わないと、

エコキュートのトラブルが発生しやすくなり、寿命も短くなります。

 

また、エコキュートを交換するときは、

費用が30万円～70万円くらいかかります。

 

この費用と定期的なメンテナンスの手間のバランスを図ることが大切でしょう。

 

電気代や水道代が安くなる

定期的なメンテナンスを行わないと、

正常にエコキュートが運転できなくなります。

 

そのため、電気代や水道代が無駄にかかるようになります。

 

例えば、

浴槽のふろ循環アダプターのフィルターが詰まると上手くお湯が循環しなくなって、

必要以上に電気代がかかります。

 

定期的にメンテナンスを行うことによって、

効率良くエコキュートを運転することができます。

 

ちょっとの手間が電気代や水道代が安くなることも把握しておきましょう☝️

 

長期的な視点でのエコキュートのコスト削減と環境負荷の軽減

ここでは、

長期的な視点でのエコキュートのコスト削減と環境負荷の軽減についてご紹介します。

 

最大のエコキュートのメリットは、

お湯を沸かすためのコストが大幅に削減できることです。

 

エコキュートは電気でお湯を沸かすため、

ガス代がかからなくなります。

 

電気料金が安い時間帯に運転するため、

コストを削減することができます。

 

使用量や住んでいる地域によって違いますが、

エコキュートはガス給湯器と比較して1/3から1/4くらいのコスト削減が期待できます。

 

一方、

エコキュートは再生可能な大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かすため、

環境に対しても優しい給湯器です。

 

そのため、

エコキュートは環境負荷の軽減にも貢献することができます。

 

また、一部のエコキュートは、

HEMS（Home Energy Management System）という、

ユーザー自らが住宅のエネルギーを把握して、

管理するためのシステムに対応しています。

 

HEMSを利用することによって、

家庭のエネルギーの使用を管理して、

電気代を節約することができます。

 

利用者からのアドバイス

ここでは、実際のエコキュート利用者からのアドバイスをご紹介します✨

 

エコキュート利用者による節約術の紹介

基本的に、エコキュートは貯湯式の給湯器であるため、

電力会社が準備している深夜時間帯の電気料金が安いプランが利用できることが、

電気代が安い大きな理由です。

 

さらに、

エアコンなどにも採用されているヒートポンプの技術をエコキュートは使っており、

効率良く大気中の熱エネルギーも使ってお湯を沸かすため、

お湯を少ない電気で沸かすことができます。

 

そのため、

同じように電気でお湯を沸かす電気温水器と比較しても、

給湯コストを大幅に削減することができます。

 

ここでは、

エコキュート利用者による節約術についてご紹介します。

 

沸き上げ温度を低くする

エコキュートの電気代を節約するためには、

沸き上げ温度に注意しましょう。

 

エコキュートのお湯は、

貯湯タンクユニットの中のお湯に水を混合して適した温度にコントロールして供給されます。

 

当然ですが、

水道水の温度がシーズンによって違うため、

貯湯タンクユニットの中に貯めておくお湯の温度が大切になります。

 

夏のシーズンの水道水は冬のシーズンよりも温度が高いため、

お湯に混合して適した温度にするためには、

水が多く必要になります。

 

さらに、貯湯タンクユニットの中のお湯はあまり使わないため、

無駄にお湯を沸かすようになります。

そのため、電気を無駄に使うようになります。

 

沸き上げ温度については、

シーズンのことを考慮して設定温度に注意しましょう。

 

水道水の温度が高い夏のシーズンなどは、

沸き上げ温度を低めにして、

沸き上げ量も少なくすることによって、

電気代を相当節約することができます。

 

このような設定は、

名称がメーカーによって違いますが、

節約モードとしてエコキュートに搭載されています。

 

給湯設定温度を考慮する

給湯設定温度は、

それほど注目されるものではありませんが、

エコキュートの電気代を節約するためには、

50℃に設定すると省エネ効率が最もアップするといわれています。

 

エコキュートは、

お湯をその場で沸かす瞬間式ではないため、

貯湯タンクユニットの中に貯まっているお湯が配管を通って供給されるようになります。

 

当然ですが、

貯湯タンクユニットからお湯が実際に出てくる給湯栓までは距離があるため、

温度が少し低くなります。

 

一般的に、

エコキュートの給湯設定温度から3℃くらい温度が低くなるといわれています。

 

そのため、50℃に給湯温度を設定しておくと、

47℃くらいのお湯の温度になります。

 

47℃はちょっと熱いと思うかもしれませんが、

混合栓で調節すると問題ありません。

 

水道水を混合してお湯の温度をコントロールすると、

シャワーの水圧も高くなります。

 

一方、40℃くらいの給湯温度の設定にすると、

給湯栓から出るときに37℃くらいになり、

ぬるく感じるためにお湯を大量に使うようになり、

効率が悪くなることがあります。

 

なお、シーズンによって温度の低くなり方が違うため、

このあたりにも注意しましょう。

 

深夜時間だけに沸き上げする

太陽光発電設備を導入していないときは、

電力会社が準備している深夜時間帯が安い電気料金プランを利用することによって、

給湯コストを削減することが基本です。

 

このような電気料金プランは、

深夜時間帯の電気料金が安くなりますが、

昼間の電気料金が高くなっています。

 

そのため、お湯を昼間に使いすぎて、

電気料金が高い昼間に沸き増しすると、

電気代が高くなります。

 

電気代をできるだけ安くしたいときは、

昼間などに湯切れを自動的に防止する湯切れ防止機能などを使わないことがおすすめです。

 

この機能を使うと、昼間に沸き増しをするため、

電気代が余計にかかります。

 

しかし、お湯の使用量が来客があるなどで多くなって湯切れが心配なときは、

湯切れ防止機能を使いましょう。

 

湯切れが一旦発生すると、

お湯が1時間くらい使えなくなるため、相当不便になるでしょう。

 

太陽光発電を利用する

太陽光発電を導入しており、卒FITになったときは、

エコキュートで昼間の余剰電力を使うのがおすすめです。

 

卒FITになると、大幅に売電価格が安くなります。

電力会社の大手の平均の売電価格は8円くらいまで安くなるといわれており、

この価格は安い深夜時間帯の買電価格よりも安くなります。

 

そのため、

エコキュートで昼間に太陽光発電で発電した余剰電力を利用すると、

電気代を大幅に削減することもできます。

 

また、このような使い方をすれば、

深夜時間帯が安い電気料金プランを契約する必要がないため、

昼間の電気料金が高くなることもありません。

 

卒FITになる太陽光発電が今後多くありますが、

このようなときはエコキュートを利用することによって、

上手く家全体の光熱費をコントロールするのがおすすめです。

 

 

まとめ

いかがでしたか？

少しでも安くしたい電気代…

みなさまのお役に立てる情報をたくさんご紹介しました✨

 

エコキュートで電気代を節約するためには、

ここでご紹介したことをぜひ参考にしてください。

 

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら「給湯救急」へ❗️

 

ゴリラパパでした〜〜🦍