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給湯器の「法定点検」していますか??
実は、給湯器は定期的な点検が推奨されている!
給湯器は平成21年に制定された、
「長期使用製品安全点検制度」によって、
定期的な点検をすることが推奨されています。
これは長期間使い続けることによって、
安全上問題が生じると考えられるため、
事故を未然に防ぐために設けられたものです😀
こう聞くと、、、
数年おきに点検をしなくては🫣!!
と慌ててしまうかもしれませんが、ご安心を✨
給湯器の場合、
法定点検が推奨される期間は9〜11年ごとに1回。
(※上記は家庭用の場合のみで、業務用であれば2年半〜4年半ごとに1回)
給湯器を購入した際に「利用者登録」をした住所に、
メーカーから法定点検のお知らせが届きますので、
それをもとに法定点検を依頼すると良いでしょう☝️
法定点検は義務ではありません
法定点検はあくまで、、、
使用者における「責務」とされています。
そのため、
義務と違い法定点検をしなかったからといって、
何か罰則などは生じません😌
ただし、
この9〜11年という期間は、
給湯器の耐久年数の上限に近く、
この間にメンテナンスなどをしていなければ、
給湯器そのものに劣化が生じ始めていることが考えられます⚡️
加えて、法定点検は所要時間で1時間前後、
費用も1万円程度と安価で短時間ですので、
安全面などを考えてできる限り依頼をするようにしておきましょう。
法定点検以外にもできる、給湯器のお手入れ
法定点検は10年程度の長期間を挟んで行うものですが、
それ以外にも私たちが日常的にできる給湯器のお手入れがあります🧤
これを行うことで、
より安全に給湯器を使うことができますので、
住まいの外構やベランダの掃除のついでに
気にかけてみてはいかがでしょうか。
まずは基本の給湯器の本体のお手入れ
給湯器そのものをキレイにしておくことがお手入れの基本。
特に台風の後や黄砂の時期など、
給湯器の外装が汚れやすいタイミングで行っておきましょう。
やり方は簡単☝️
外装の汚れを清潔な濡れた布で拭き、
しっかり乾かしてから乾拭きするだけ❗️
もし外装に汚れが目立つ場合は、
中性洗剤を使用してスポンジなどで擦り拭き取ってください。
給湯器周辺は清掃しておきましょう
給湯器の周りに埃や蜘蛛の巣、落ち葉などが蓄積している場合は、
これをきれいに清掃しておきましょう。
こうした可燃物は給湯器の劣化や故障を原因として、
思わぬ火事の元となることもありますので、
周辺はいつもきれいに保ってください✨
たまにチェックを忘れずに、給湯器の劣化のサイン
ガス給湯器には劣化のサインが見られることもあります。
お掃除の際に状態を見ておく習慣をつけるようにしましょう。
【給湯器の状態チェックポイント】
- 機器の排気口に可燃物はないか
- 排気口や吸気口は塞がっていないか
- 配管周辺に落ち葉や埃が積もっていないか
- 排気口の周りに黒いススがついていないか
- 外装周辺に焼けた跡などはないか
- 機器から水は漏れていないか
- 「ボンッ」や「シューシュー」といった異音は聞こえないか
異変に気づいたらまずはメーカーに連絡を
各給湯器メーカーでは、
それぞれに有料の「あんぜん点検」サービスを行っています。
給湯器の異変に気づいた時はまず、
こちらの安全点検を依頼して専門家によるチェックを受けてみましょう。
給湯器が故障してしまったら交換を依頼しよう
給湯器の劣化を放置してしまうと…
10年以上使用し続けている給湯器において、
「お湯が出ない」
「点火しない」
「ガス漏れや配管からの水漏れが頻繁にみられる」
「不完全燃焼による黒い煙が出る」
といった症状が見られる場合は、
修理ではなく交換が必要となってきます。
放置してしまうと、
お風呂やキッチンのお湯が使えなくなるだけでなく、
火災による人命被害にもつながってしまう恐れがありますので、
速やかに交換を検討しましょう☝️
給湯器の交換にかかる費用って?
給湯器の交換にかかる費用は、
給湯器本体の値段に加えて、作業費が4〜10万円ほど。
給湯器の機能やサイズによっても若干の違いがありますので、
まずは見積もりを依頼してみましょう😄
まとめ
毎日の生活の中で、
お手入れすることで安全に使い続けることができる給湯器。
普段忘れてしまいがちですが、
住まいのお掃除の際などにぜひ給湯器の面倒を見てあげることも忘れずに。
ゴリラパパでした〜〜🦍💕